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PAST EXAM · 2022

栄光学園中学校
2022年度|理科

家庭菜園での水やりをきっかけに、豆苗が乾燥する過程と、水を吸ったあとの回復を調べる問題です。重さをそのまま比べる表から、最初の重さを基準にしたグラフへと読み方が変わります。木ノ下翔の解説動画と手元の問題を照らし合わせ、何を基準にした数値なのかを確かめながら解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:15分41秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

問題の流れ

この年度は、家庭菜園の話から二つの実験へ続く、問1〜11の構成です。以下の時刻は字幕の開始位置をもとにした目安で、映像での再生位置は未確認です。

野菜の花と食べる部分

キュウリの花の色や、主に大きくなった根を食べる野菜を確認します。続いて、水やりを忘れてしおれた野菜が回復した出来事から、乾燥と吸水を調べる実験へ進みます。

実験1 豆苗の乾燥と重さの変化

種子を外し、根をアルミ箔で包んだ豆苗の重さを測ります。重さの減少量を比べたあと、最初の重さを100とする表とグラフを使い、苗ごとの変化を比較します。

根を包む条件と吸水方法の工夫

根を包まなかった豆苗の結果を、包んだ苗と比べます。また、乾燥前後の写真を手がかりに、しおれた苗を三角フラスコに立てるときの問題と、根に水を吸わせる工夫を考えます。

実験2 乾燥後の回復をグラフで考える

乾燥させる時間を変えた苗について、乾燥前・乾燥後・十分に吸水したあとの重さを調べます。二つの比率で表したグラフに、完全に元の重さへ戻る場合の曲線を加え、実験結果と比較します。

REVIEW

解き直しのポイント

重さの差は同じ長さの時間で比べる

問3では、実験開始直後の区間と、時間がたってからの区間を比べます。各区間の初めの重さから終わりの重さを引き、同じ時間にどれだけ減ったかを確かめましょう。グラフの高さだけを見ると、その時点で残っている重さと、その間に減った重さを混同しやすくなります。

表には測定していない時間帯もあります。空欄を重さゼロと読まず、実際に記録された時刻と値を対応させます。作図するときも、記録の順番を等間隔に並べるのではなく、横軸の経過時間に合わせて点を置きましょう。

最初の重さを100にそろえる理由を説明する

苗ごとに最初の重さが異なるため、グラムの大小だけでは乾燥の進み方を比べにくくなります。表2は「その時点の重さ÷その苗の最初の重さ×100」で計算します。同じ苗の列をたどり、分母に別の苗の重さを使わないようにしましょう。

ここで表しているのは、最初と比べて残っている重さです。減った割合を答える場面なら、そこからもう一段考える必要があります。問6では、指定された同じ時刻で苗同士を比べる読み方と、指定された値に達するまでの時間を読む方法を分けます。設問ごとに、固定するのが「時刻」か「重さの比率」かを書き添えてみましょう。

条件の違いから水の出口を考える

根を包んだ苗と包まなかった苗では、根以外の環境は同じという条件が付いています。まず最初の重さを基準にした表同士で減り方を比べ、そのあとで、アルミ箔の有無によって水の出ていく場所がどう変わるかを考えます。結論だけを書くのではなく、「どの条件を変えたか」「どの値がどう変わったか」を根拠として添えましょう。

吸水方法の問8では、写真4〜6から茎や葉の様子を比べます。苗を立てにくくなった理由を挙げたうえで、根が水に触れ続けられる方法を提案します。たとえば水を含ませた綿を使う場合は、どこを包むのかを図に示すと、器具の名前だけを書くより伝わりやすくなります。

二つの軸は分母まで書いてから使う

図3の横軸は「乾燥後の重さ÷最初の重さ」、縦軸は「吸水後の重さ÷乾燥後の重さ」です。似た言葉が並ぶので、計算前に二つの式を書き分けましょう。問9で表の苗とグラフの点を対応させるときは、横軸の値で候補を絞り、縦軸の値も合うか確かめると安心です。

完全に元の重さへ戻る場合は、二つの比率を掛けると「吸水後の重さ÷最初の重さ」になり、その値は1になります。この関係を使っていくつかの点を取り、なめらかな曲線にします。測定点を順番に結ぶ作図とは、曲線を描く根拠が異なることを確認しましょう。

回復の範囲は基準の曲線と照らし合わせる

最後は、自分で描いた「完全に戻る場合」の曲線を基準に、実際の点がどこに並んでいるかを見ます。曲線に近い領域と、下に離れている領域を分け、乾燥後にどの程度の重さが残っていたかを横軸から読み取ります。

実験結果にはばらつきがあるため、一つの点から厳密な境界を決めるのではなく、およその範囲として説明します。ここで確かめたのは、この実験の豆苗の重さの回復です。庭のすべての野菜に共通する水やりの間隔とせず、実験条件と結論の範囲をそろえる練習にしましょう。

参照資料と確認範囲

記事は解説の文字起こし・字幕を、2022年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の参考解答に照合してまとめました。問題冊子の1〜9ページ、解答用紙のグラフ欄、参考解答PDFの1ページを確認しています。参考解答は学校公式の解答として扱っていません。映像・音声は未照合のため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

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