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PAST EXAM · 2022

北嶺中学校
2022年度|理科

石灰水と状態変化、川と陸の生物のつながり、地殻を木片に見立てた浮力、はく検電器を扱う過去問です。表の数値を読むだけでなく、図の矢印や操作の順序をたどる力が問われます。木ノ下翔の解説動画を手がかりに、原問の条件を自分の図や式へ移して解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:36分42秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は字幕の開始位置をもとにした目安です。映像での再生位置は未確認です。

大問1 石灰水と物質の状態変化

石灰水の性質、反応で生じる固体と気体、固体の重さと発生する気体の体積の関係を扱います。後半は、身近な場面での水の状態変化と、融点・沸点の表を使った判断です。

大問2 食べる関係とヒトの体

川と陸をつなぐ食物の関係を図から読み、ハリガネムシの存在が周囲に与える影響を考えます。肝細胞の個数、肝臓のはたらき、吸気と呼気の成分の差を使う計算も出題されています。

大問3 地球の構造と浮力のモデル

地形や火山に関する知識を確認し、地殻とマントルの関係を、水に浮く木片に置き換えて考えます。木片におもりや氷をのせたとき、水面から出ている高さがどう変わるかを計算し、グラフに表します。

大問4 静電気とはく検電器

問題文に示された電子の移動と電気の力の規則を使って、はく検電器の金属はくが開いたり閉じたりする理由を考えます。棒を近づける、指で触れる、指を離す、棒を遠ざけるという操作の違いが重要です。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 反応が止まった理由と変化の向きを読む

気体の実験では、固体を増やしても気体の量が増えなくなるところに注目します。同じ量の塩酸で反応できる固体の量を表から見つけたら、新しい条件で固体と塩酸がそれぞれ何倍になったかを比べましょう。固体だけを基準にして気体の量を増やせるのか、塩酸が足りなくなるのかを確かめてから計算します。

状態変化は、各場面について「もとの状態→あとの状態」を書くと判断しやすくなります。白く見えるという共通点だけでまとめず、霜ができる場合と霧が消える場合も、それぞれの変化の向きを確認しましょう。融点・沸点の表では、液体の窒素がとりうる温度の範囲と、対象物質が固体になる境目を数直線に置きます。負の温度は、数字の絶対値と温度の高低を取り違えないようにします。

大問2 矢印の意味を一つずつ文章にする

食物の関係図では、矢印の先が「食べる側」であることを例から確かめます。川と陸を分け、問題に書かれた食性を使って、植物や落葉からたどると対応が決めやすくなります。図中の記号と選択肢の記号は別なので、生物名を手元の図に書き込んでから選択肢に戻りましょう。

ハリガネムシがいない場合は、陸の昆虫が川の魚に食べられる経路がどう変わるかを出発点にします。ただし、問題では魚に当たるAの数と平均的な体の大きさは変わらないとしています。その条件を保ったまま、ほかのえさへの影響を図の経路に沿って追います。最後は「考えられないもの」を選ぶ問いであることを再確認し、各選択肢が表す変化を一つずつ照合しましょう。

肝細胞の個数は、長さの単位をそろえ、立方体の一辺方向に何個並ぶかを求めてから、縦・横・高さへ広げます。呼吸の計算は、酸素では吸気から呼気を、二酸化炭素では呼気から吸気を引きます。割合の差を1回あたりの体積に直し、呼吸回数をかけて同じ1分間で比較します。どちらが大きいかと差の体積の両方を答え、端数は設問の指示に従って最後に処理します。

大問3 重さから沈んだ体積と高さへ進む

まず木片の体積と、単位体積あたりの重さから、木片全体の重さを求めます。浮いているときは、その重さに対応するだけの水を押しのけています。押しのけた水の体積を木片の底面積で割れば、水中にある部分の高さが出るので、木片全体の高さから引いて水面上の高さを求めましょう。

氷をのせる場合も、氷の体積をいきなり沈む体積に足さず、いったん氷の重さに直します。増えた重さを支えるために、木片がどれだけ余分に水を押しのけるかを考えます。グラフの縦軸は「水面から出ている木片の高さ」であり、氷の上端の高さではありません。氷をのせない場合を含め、同じ基準で各点を求めましょう。木片全体がちょうど沈む設問は、水面上の高さがなくなる境目として考えられます。

大問4 全体の帯電と金属はくの状態を分ける

各操作の図に、移動する電子だけを矢印で書き加えます。帯電した棒を近づけるだけの段階では、検電器の中で電子の偏りが変わります。金属板と金属はくのそれぞれに電気が現れても、検電器全体で電子が増減したとは限らないことを確認しましょう。

指で触れた段階では、電子が検電器の外へ出入りできるようになります。指を離したあとは、その通り道がなくなるため、「指を離す」と「棒を遠ざける」の順番を入れ替えずに追います。金属はくが閉じているという観察だけで、検電器全体も帯電していないと決めないことが大切です。

最後の設問は、初めから帯電している検電器を使います。「最初」「いったん閉じたとき」「再び開いたとき」の図を並べ、それぞれについて、金属部分全体の電気の種類と、金属はくの表面の電気の種類を別々に書きます。この二つを混ぜずに、選択肢の組み合わせと照合しましょう。

参照資料と確認範囲

記事の大問構成と復習方法は、解説の文字起こし・字幕を、北嶺中学校2022年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の参考解答に照合してまとめました。問題の1〜12ページと参考解答の1ページを確認しています。参考解答は学校公式の解答ではありません。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

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