← 過去問一覧へ

PAST EXAM · 2023

本郷中学校
2023年度 第1回|理科

熱の伝わり方と熱による膨張、アルミニウムの反応、光合成と森林の変化、惑星食を扱う過去問です。実験の表から物質ごとの関係を取り出すことと、長い資料から設問に必要な情報を探すことが復習の軸になります。木ノ下翔の解説動画と、手元の問題を照らし合わせて解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:40分04秒(登録情報)過去問
ONESTREAMで動画を見る

視聴にはログインと、対象コースの契約・購入が必要な場合があります。 料金と視聴方法

CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は字幕の開始位置をもとにした目安です。映像での再生位置は未確認です。

大問1 熱と温度

液体温度計のしくみ、伝導・対流・放射の区別、日光で高温になったレール、熱による金属の膨張を考えます。身近な場面でも、何から何へ熱が伝わるかを分けて読む問題です。

大問2 アルミニウムと酸化アルミニウム

アルミニウムと酸化アルミニウムに同じ塩酸を加えた実験を比べます。発生する気体の量から混合物の内訳を求め、それぞれを溶かすための塩酸の量や、さびる前のアルミニウムの重さへつなげます。

大問3 光合成と森林の変化

光合成に必要な物質とつくられる物質、光の強さと二酸化炭素の吸収量のグラフ、陽樹・陰樹、森林が変化していく順序を扱います。標高による樹木の変化も問われます。

大問4 惑星食と月の位置

金星食、火星食、皆既月食と天王星食の資料を読みます。潜入と出現の時刻、観測地点の違い、月の満ち欠け、地球から見た惑星の方向を、文章・表・図の間で対応させます。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 熱の移動と物体の変化を分ける

温度計では、温度が上がったときに液体の何が変わるのかを確認します。熱の伝わり方は「直接触れている」「物質が移動する」「離れたところから伝わる」という三つの見方で、場面のどの部分を説明しているかを考えましょう。複数の伝わり方が関わる場合もあるため、器具の名前だけで決めないことが大切です。

レールの問題は「高温になった理由」と「高温になった結果」を分けます。太陽光による加熱を確認したうえで、レールが膨張しても自由に伸びられないとどうなるかを図にします。最後の記述は、その変化に備えてつなぎ目にどのような工夫をするかまで結びつけましょう。

大問2 気体が出る物質を先に見極める

表1と表2を、物質1gあたりの塩酸の量と気体の量でそろえて比較します。この実験では酸化アルミニウムも塩酸に溶けますが、気体は発生しません。したがって、実験3の気体の体積を使えば、さびずに残ったアルミニウムの重さを先に求められます。混合物全体からその重さを引いて酸化アルミニウムを求め、必要な塩酸は両方の分を足します。

さびる前の重さを求める設問では、酸化アルミニウムに結びついた酸素の重さが含まれることに注意します。問題の「酸化すると重さが1.9倍」という条件を逆向きに使うのは、酸化アルミニウムの部分だけです。元から残っているアルミニウムまで1.9で割らないよう、反応前と反応後を分けて書きましょう。

大問3 グラフの交点と横ばいになる位置を読む

はじめに、横軸は光の強さ、縦軸は二酸化炭素を吸収する量であることを確認します。また、この図は吸収量が放出量を上回るところから描かれている、という注記を読み落とさないようにしましょう。植物AとBについて、弱い光で吸収が始まる位置、二つの線の交点、光を強くしても変わらなくなる位置に印を付けると、設問ごとの比較がしやすくなります。

森林の変化では、木が育つにつれて林の中に届く光がどう変わるかを考えます。光の強い場所に適した木が育ったあと、その下でも育つことのできる木が増えていく流れを、図の並べ替えにつなげます。山を登るときの植生は、標高とともに気温が下がることを軸にして、常緑・落葉、広葉樹・針葉樹を区別しましょう。

大問4 設問から必要な資料へ戻る

日付と現象を一組にして、使う文章・表・図を先に対応させます。金星が「すべて隠れている時間」なら、表の潜入終了から出現開始までを読む必要があります。潜入開始から数えると、問いとは違う時間になってしまいます。東京と京都の比較でも、同じ出来事を表す列同士で比べましょう。

月や惑星の位置の問題では、各日の月が三日月、下弦付近、満月のどれに当たるかを資料から取り出します。そのうえで、太陽の方向と地球の位置を図に書き込み、地球から月を見る方向を惑星の図にも移します。天王星は図中で実際より内側に描かれているという注意があるため、図の距離を実際の距離だと思わず、地球から見える方向を確かめます。

参照資料と確認範囲

記事の大問構成と復習方法は、解説の文字起こし・字幕を、本郷中学校2023年度第1回の問題PDF(四谷大塚掲載)と学校公式の解答資料に照合してまとめました。問題は冊子の1〜18ページ、解答はPDFの2〜3ページの理科欄を確認しています。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

ONESTREAMで動画を見る

視聴にはログインと、対象コースの契約・購入が必要な場合があります。 料金と視聴方法