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PAST EXAM · 2021

吉祥女子中学校
2021年度 第1回|理科

湿度、電気回路、浸透、水素の反応を扱う4大問です。生活の中の現象と、表・グラフ・模式図を結び付けて考えます。木ノ下翔の解説動画と手元の第1回問題・模範解答を使い、数値の意味や、水・電流・エネルギーが移る向きを確認しながら復習しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:46分59秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は文字起こしの開始位置をもとにした参考値です。映像での章立て・再生位置は未確認です。

大問1 湿度と空気中の水蒸気

乾湿計と湿度表、飽和水蒸気量のグラフを読みます。コップが曇り始める温度や、室内の加湿、洗濯物の乾き方を考えます。

大問2 回路図とイヤホンの配線

実物の回路を回路図に置き換えます。イヤホンの端子と導線のつながりを、豆電球が点灯したかどうかの表から推定します。

大問3 浸透と生き物の水分調節

キュウリの変化を入り口に、食塩水に入れた赤血球の体積を調べます。水の移動方向を使って、海水魚と淡水魚の調節を考えます。

大問4 水素の反応と燃料電池

水素と酸素の反応後に残る気体を、表から読み取ります。後半では、発生したエネルギーが電気や給湯に使われる割合を計算します。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 湿度の割合と、水蒸気の量を行き来する

乾湿計は二本の温度計を読み、乾球の温度と二本の差を使って表の交点を探します。湿度のグラフ計算では、その温度での飽和水蒸気量が100%に当たります。割合の式を書く前に、基準となる量と実際に含まれる量を分けてメモしましょう。

コップが曇り始める温度は、その空気に含まれる水蒸気量を知る手掛かりです。グラフで対応する量を読んでから、元の部屋の湿度へ戻ります。加湿の計算は、空気1m³に追加する分を出し、それに部屋の体積を掛けます。夏と冬の比較も湿度の数字だけでは決まりません。問題で与えられた気温ごとに、あと何g含めるかを計算して比べてください。大問1(4)では、空気1m³に追加する水蒸気は5g、部屋の体積は10m²×2.5m=25m³なので、必要な水は5g/m³×25m³=125gです。(5)で空気1m³が追加で含める水蒸気は、夏が5.6g、冬が3.2gになります。

大問2 つながっている点を同じグループへまとめる

回路写真では、導線が交差して見える場所と、実際に接続されている場所を区別します。電池同士、豆電球同士をそれぞれたどり、どこで枝分かれするかを見つけてから回路図へ直しましょう。見た目の並び方だけで直列・並列を決めないことが大切です。

イヤホンの実験は、点灯した組み合わせを線で結ぶ作業から始めます。点灯しなかった結果も使い、余計な接続がないかを点検します。途中で導線を新しくつなぐ設問は、元の図へその一本だけを書き加えて考えます。直接は一本の線で結ばれていなくても、別の導線を経由してつながる場合があるので、端から順に道をたどって確かめましょう。

大問3 水の移動と、塩分の調節を分ける

大問3(1)のキュウリの特徴は、掲載模範解答ではアに加えて「イも正解とする」とされています。答え合わせでは、この注記も確認してください。赤血球の表は、実験前の体積を100とした相対値です。100より大きければ水が入った、小さければ水が出たと考え、細胞の内側と外側へ矢印を書きます。どちらの食塩水が濃いかを確認してから矢印を決めると、浸透の方向を文章で説明しやすくなります。

魚の設問では、水分の増減と塩分の増減を別々に整理します。周囲の水が体液より濃い場合と薄い場合で、水を飲む必要や尿の量は変わります。尿を出すと塩分も失われるという次の条件まで読み、えらの働きへつなげましょう。顕微鏡の操作は、横から見てレンズを近づける段階と、のぞきながら離してピントを合わせる段階を区別して覚えます。

大問4 残ったものと、使われたものを別々に記録する

反応の表では、残る気体がゼロになる行を見つけると、過不足なく反応する水素と酸素の体積比が分かります。条件を変えた設問では、どちらを使い切るかを先に決め、反応した分と残った分を分けて計算します。生成した水は液体という条件があるため、残る気体の体積へ水蒸気を足しません。大問4(3)は、酸素50cm³と反応する水素100cm³に、残った水素10cm³を足します。初めの水素は50×2+10=110cm³です。

燃料電池は、全エネルギーを電気として使った分、給湯で使った分、利用できなかった分へ分けて整理します。水を温める熱量は、水の量、温度の上昇分、単位量を一度上げるのに必要な熱量の積です。最後に残りの割合を求めるときも、分母は問題で聞かれた全エネルギーにそろえましょう。電気に使わなかった量を、そのまま無駄になった量としないことがポイントです。

解き直しでは、表の空欄より先に図へ書き込む

説明文の穴埋めに迷ったら、選択肢を見る前に水や電流の矢印を自分で描きます。計算の問題では、1m³当たりの値と部屋全体の値、反応前と反応後の値を見出しで分けてください。答え合わせの後は、正解の記号を覚える代わりに、使った表の行や文章中の条件をもう一度指し示せるか確かめると、別の設定にも応用しやすくなります。

参照資料と確認範囲

大問構成と復習方法は、解説の文字起こしを、問題(JS日本の学校掲載)と模範解答(JS日本の学校掲載)に照合してまとめました。問題資料の全22ページと解答資料の全1ページを確認しています。学校了承のもと掲載された資料を使用しています。学校公式サイトでの公開資料とは区別しています。 映像・音声との照合はしていないため、ここで紹介する復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

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