大問1 太陽の通り道と観測地点
透明半球に記録した太陽の動きから、季節や緯度・経度による違いを考えます。南半球の観測も、方位と季節を確認して読みます。
PAST EXAM · 2022
太陽の動き、みりんの蒸留、森林の変化、浮力を扱う4大問です。身近な題材に長い説明文が添えられているため、既に知っている知識と、今回の問題で新しく与えられた条件を結び付ける練習になります。木ノ下翔の解説動画と手元の第1回問題を使って、比較する条件をそろえながら解き直しましょう。
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CHAPTERS
時刻は文字起こしの開始位置をもとにした参考値です。映像での章立て・再生位置は未確認です。
透明半球に記録した太陽の動きから、季節や緯度・経度による違いを考えます。南半球の観測も、方位と季節を確認して読みます。
表示を読んで成分の量を計算し、蒸留で集めた液体の性質を調べます。加熱のグラフや装置の安全な操作も扱います。
植物のない土地から森林ができる過程を、土や光の条件と結び付けます。月平均気温から指数を求め、生育可能な森林を資料で判断します。
発泡スチロール、ヘリウム風船、熱気球のつり合いを考えます。押しのけた水や空気の重さと、物体全体の重さを区別します。
REVIEW
透明半球の図は、まず東西南北と太陽の進む矢印を確認します。図の見た目だけで選ぶと、通り道は合っていても進む方向が反対という間違いが起こります。東京での季節の比較は、昼の長さ、南中高度、日の出・日の入りの方位を一組として整理しましょう。
場所を北へ移す設問と西へ移す設問では、変わる条件が異なります。緯度が変わる場合は高度、経度が変わる場合は時刻に注目します。南半球へ移ったときも、太陽が東から西へ動くことまで逆にしないようにしてください。問題に指定された緯度の地点で、どちら側の空を通るかと、十二月がどの季節になるかを順番に確かめると選びやすくなります。
この問題では、アルコール分を「重さの割合」と定義しています。13度のみりん30gに含まれるアルコールは、30×0.13=3.9gです。この設問内の定義を、一般の酒類の度数表示にそのまま当てはめないようにしましょう。蒸留の結果は、集まった順、温度、におい、塩化コバルト紙、燃え方を横に並べて読みましょう。塩化コバルト紙がすべて青色から赤色に変わるので、A〜Cの液体にはいずれも水が含まれています。Cは火がつかなかったものの、問題文の表現はアルコールが「ほとんど含まれていない」です。「まったく含まれていない」とは断定せず、集まった液体を一種類の純粋な物質だと思い込まないようにしましょう。
装置の問題は、操作手順だけでなく、その理由まで説明する練習になります。火を止めるとフラスコ内が冷え、液体の逆流につながり得るという因果関係をたどります。水の量を変えた加熱グラフは、沸騰までの時間と沸騰時の温度を別々に比較してください。ここでは入試の実験資料として読み、家庭での加熱時間や料理中のアルコール残留量を判断する資料へは広げません。
森林ができる過程では、植物名の順番だけを覚えるより、土ができること、地表の光が弱くなることを押さえましょう。特に、大きく育った木と、その下で育つ新しい芽生えの条件は同じではありません。陽樹・陰樹の違いを、芽生えが育つ場所の明るさへ結び付けると、次の森林へ移る理由を説明できます。
暖かさの指数は、文章に計算方法が示されています。まず条件を満たす月を選び、その月の平均気温から基準の温度を引いて合計します。条件を満たさない月まで負の値として足さないようにしましょう。出た数値を森林の表へ当てはめるときは、求めているのが資料上の「生育可能な森林」であることも確認します。指数だけから現在の植生を断定しない読み方が大切です。
水中の物体では、押しのけた水の重さに相当する浮力を上向きに書き、物体自身の重さとばねが引く力を下向きに書きます。ばねの伸びを先に求めようとせず、まず力のつり合いからばねにかかる力を出しましょう。
風船の問題では、外側の空気の重さが浮力の根拠、中に入れたヘリウムの重さが風船全体の重さの一部です。風船の皮の重さも加える必要があります。熱気球も同じ図に置き換えられますが、体積、外気温、中の空気の温度のうち何が一定かを確認してください。この設問の熱気球の体積は1000m³で、周りの空気は20℃に保たれています。そのため浮力は一定で、内部の空気を温めると内部の空気の重さを含む熱気球全体の重さが小さくなります。体積の単位をcm³に置き換えないように注意しましょう。
計算の見直しでは、gとkg、cm³とm³を式の横に残しておくと、桁の取り違えに気づけます。また、同じばねやゴムに見えても、単位の力に対する伸びは設問ごとに違います。答えを出した後に、どの物体のどの条件を使ったかを一行で書き添えましょう。
大問構成と復習方法は、解説の文字起こしを、学校公式の問題PDFと学校公式の模範解答に照合してまとめました。問題資料の全22ページと解答資料の全1ページを確認しています。原問末尾の白紙解答用紙ではなく、別の記入済み解答資料に照合しました。 映像・音声との照合はしていないため、ここで紹介する復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。
動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。
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