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PAST EXAM · 2023

駒場東邦中学校
2023年度|理科

人体などの小問、白い粉の判別、化石、フクジュソウと昆虫、振り子を扱う過去問です。観察結果を重ねて候補を絞ることと、初めて出会う用語を本文の定義から読み解くことが復習の軸になります。木ノ下翔の解説動画と、手元の問題を照らし合わせて解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:44分23秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は字幕に基づく参考位置です。映像での再生位置は未確認です。

大問1 人体・昆虫・宇宙・光・力などの小問

腹部の横断面と器官の働き、キアゲハの羽化、宇宙望遠鏡とはやぶさ2、洗剤と容器の材質を扱います。水を入れたコップと凸レンズを通して見える矢印、水中につるした金属球と棒のつり合いも問われます。

大問2 白い粉を実験で見分ける

食塩・砂糖・小麦粉・ミョウバン・消石灰を、水への溶け方、リトマス紙の変化、加熱したときの様子から調べます。最初の実験だけで決まらない粉は、温度を変えた溶け方の表を使って判別します。

大問3 化石から環境・年代・生物を考える

示相化石と示準化石、柱状図の火山灰層、古生物の体の特徴を扱います。サメの歯と骨の残りやすさの違いや、各地の恐竜の化石を比較して分かることを説明する記述もあります。

大問4 フクジュソウと昆虫の関わり

早春から初夏にかけてのフクジュソウの姿、花に来る昆虫、果実と種子、アリによる種子散布を読み取ります。花が昆虫にもたらす利点と、昆虫が植物に関わる場面を分けて考える問題です。

大問5 振り子の時間と速さ

振り子の長さと往復する時間、振り方を変えた場合、二つの振り子の往復回数を比較します。おもりを離す高さと最下点での速さの関係、糸から外れた後の動きも扱います。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 図の向きと力のかかる場所を確かめる

腹部の図では、腹側と背中側を先に確認し、器官の位置と働きを別々に照合します。光の問題も、矢印の上下・左右を分けて図に書き、コップで見えた変化をそのまま凸レンズに当てはめないようにしましょう。

棒のつり合いは、まず金属球それぞれに働く浮力を考え、球が棒を下向きに引く力を求めます。そのあと、棒自身の重さが中央にかかることを加えて図を書き直してください。回転のつり合いを式にするときは、一つの基準点を決め、すべての力の位置をその点からの距離でそろえます。棒の重さを忘れて、両端の球だけで比を取らないことがポイントです。

大問2 一つの結果だけで物質を決めない

A〜Eを縦に、三つの実験を横にした表を作り、「溶け残り」「リトマス紙の変化」「黒くこげるか」を一行ずつ埋めます。水に溶け残るものでも性質は同じとは限らないので、別の実験結果を重ねて候補を絞ってください。

BとCの追加実験では、各温度で最後に全部溶けた量と、初めて溶け残った量を隣り合わせで確認します。粉を一定量ずつ加える実験なので、最初に溶け残った量を、そのまま正確な溶解度だと扱わないようにします。温度を上げたときの変化の大きさで比べれば、判別の根拠を説明できます。

最後の蒸発の問題では、水がなくなることと、溶けていた物質が加熱で変化することを分けます。最初の加熱実験の結果にも戻り、食塩でできた操作を砂糖にも同じように使えるかを考えましょう。

大問3 地層の高さではなく同じ時代をそろえる

示相化石は当時の環境、示準化石は地層の年代を考えるために使う、と役割を分けます。三地点の柱状図では、同じ番号の火山灰層を対応させてから、化石の矢印がどの層の間に入っているかを読み取ってください。紙面上の高さや地層の厚さが違っても、同じ時期の火山灰が比較の目印になります。

示準化石の候補は、複数の地域で見つかるかに加え、見つかる時代が狭い範囲にそろうかを確かめます。体の特徴から生活を考える設問は、目や口、殻など、それぞれが何に役立つつくりかを結び付けましょう。

恐竜の化石を比べる記述では、「何を比べるか」と「そこから何が分かるか」を対にして書きます。たとえば、骨の大きさの比較と、体の大きさの違いをつなぐ形です。複数の観点を求められたら、同じ説明を言い換えて並べていないかを読み直してください。

大問4 利点を受ける側と除外条件を確認する

本文にある開花、昆虫の訪問、実の成熟、アリによる移動を順に並べます。昆虫の利点を聞く設問では、本文の「蜜はない」という条件や、花粉を食べている観察を使い、一般的な花と昆虫の関係だけで答えないようにしましょう。

痩果(そうか)は、本文に書かれた果実と種子の関係を図の中で確かめます。日常的に「たね」と呼んでいても、問題ではどこまでを果実としているかを区別してください。花びらの設問も、植物の分類名だけで決めず、今回問われている花びらのつくりに戻ることが大切です。

アリ散布では、アリが食べるエライオソームと、残される部分を分けて読みます。「生息域を広げること以外」という指定に線を引き、巣やその周辺へ運ばれた後の植物の分布と、受粉の機会との関係を考えてみましょう。記述は参考解答とも比較し、どの条件を使った説明なのかを確かめます。

大問5 周期・往復回数・最下点の速さを分ける

表1は1往復ではなく10往復の時間を示しています。長さを変える問題は、長さの比と時間の比を同じ二つの列で比較し、関係を確認してから使います。振り幅が小さくなったときや勢いを付けたときも、見た目の動く速さと、往復にかかる時間を混同しないようにしましょう。

二つの振り子の回数差は、まず同じ時間内で何回ずつ往復するかをそろえ、その差が一回分になる時間を考えます。一方、高さと速さの表は周期の表とは別です。速さをそのまま使ったグラフで比例しないなら、速さ同士を掛けた値にして、高さとの対応がどう変わるかを表から確かめてください。

糸から外れる問題は、外れる瞬間におもりが動いている向きと速さを先に書きます。最下点を通過するときと、最高点で折り返す瞬間を分け、糸による引く力がなくなった後に重力でどちらへ動くかを図にしましょう。

参照資料と確認範囲

解説の文字起こし・字幕を、2023年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の参考解答に照合してまとめました。問題冊子の1〜16ページの本文・図表、PDF末尾の訂正資料、参考解答1ページを確認しています。参考解答は学校公式解答ではありません。復習手順は資料から組み立てたもので、映像・音声の発言や板書を確認したものではありません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

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