← 過去問一覧へ

PAST EXAM · 2022

桜蔭中学校
2022年度|理科

動物の仲間分け、温度による体積の変化、洗濯物の乾き方、使いすてカイロを扱う過去問です。知識で答える部分と、図・グラフや実験条件から判断する部分を分けることが大切です。木ノ下翔の解説動画と、手元の問題を照らし合わせて解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:32分24秒(登録情報)過去問
ONESTREAMで動画を見る

視聴にはログインと、対象コースの契約・購入が必要な場合があります。 料金と視聴方法

CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は字幕で問題を読み始める位置をもとにした目安です。映像での再生位置は未確認です。

大問Ⅰ 動物の分類と成長

ゾウリムシからハムスターまでを、細胞の数や体のつくりなどで仲間分けします。ウーパールーパーのえら、魚のひれと足の対応、カエル・イモリとの成長過程の比較、母体内で育つ子の図も扱います。

大問Ⅱ ガリレオ温度計と熱による変化

エタノール中でのおもりの浮き沈みを利用する温度計を考えます。同じ重さの液体の体積を示すグラフから、同じ体積あたりの重さへ読み替える問題です。固体と液体の比較、温めた鉄の棒の伸びも扱います。

大問Ⅲ タオルの乾き方と湿度

庭と室内に干したタオルを比べ、風、気温、干す位置による違いを考えます。閉め切った部屋での実験では、タオルの重さの変化から空気中へ移った水蒸気を求め、初めの湿度へつなげます。

大問Ⅳ 鉄と酸素の反応・使いすてカイロ

酸素や二酸化炭素の性質と、鉄が酸素と結びつくときの変化を扱います。カイロを振る場合と振らない場合の温度のグラフ、実験前後の重さや磁石への引きつけられ方を比較します。

REVIEW

解き直しのポイント

大問Ⅰ 分類の基準と、図から分かる共通点を区別する

仲間分けの表では、グループに入っている生き物を一つずつ確かめ、その全てに当てはまる説明を選びます。ある生き物に当てはまるというだけでは、分類の基準にはなりません。細胞の数、体内の骨、呼吸や子の育て方など、何を比べているのかを言葉にしてみましょう。

ウーパールーパーの問題は、図4の成長の順序を横にたどります。足が出る順序と、成体になったときの尾の状態を別々に比べると、二つの理由を具体的に書けます。ひだ状のえらについては、形の名前だけで終わらず、表面積が大きいことが酸素の取り入れやすさにどうつながるかを確認しましょう。ひれと足の対応では、体のどの位置にあり、左右一対になっているかにも注目します。

大問Ⅱ 「同じ重さ」と「同じ体積」を行き来する

図4の縦軸は、エタノール100gの体積です。体積の数値をそのまま重さとして扱わず、読み取った体積から、おもりと同じ10cm³のエタノールの重さへ換算します。その重さとおもりを比べれば、浮くか沈むかを考えられます。温度が上がると同じ100gの体積が大きくなるので、同じ10cm³に限って見ると重さはどう変わるか、と問い直しましょう。

五つのおもりの問題は、浮いているうちで最も重いものと、沈んでいるうちで最も軽いものを境界にします。その二つから体積の範囲を求めてグラフへ戻ると、一点だけを読んで温度を決めてしまうのを防げます。鉄の棒の問題では、元の長さの比と温度上昇の比を別々に掛けます。求めているのは棒全体の長さではなく、温めたことで増える長さです。

大問Ⅲ タオルから出た水と、初めからあった水蒸気を分ける

干す場所の比較は、図の風向き、日なた・日かげ、気温、タオルの並びを順に確認します。タオルは等間隔で干されているため、間隔の違いを理由にするのではなく、列の端か中央か、両側にもぬれたタオルがあるかを比べましょう。

重さの計算では、乾いたタオルを基準にすると含まれる水が求められます。一方、ぬらした直後と24時間後の重さの差は、空気中へ移った水の量です。部屋全体の飽和水蒸気量は、1m³あたりの値に部屋の容積を掛けて求めます。最後には飽和しているという条件から、そこまでにタオルから加わった水蒸気を引けば、初めから部屋にあった量が分かります。湿度まで続けて計算する途中では丸める前の数値を保ち、各解答で指定の四捨五入をしましょう。

大問Ⅳ 表面積・温度・重さを一つの反応につなげる

厚い鉄板とスチールウールの比較では、鉄が細かくなると空気に触れる面積がどう変わるかを考えます。カイロの内袋と外袋も、酸素を取り入れる役割と、使用前の反応を防ぐ役割に分けて読みましょう。粒の大きさを変える選択肢は、同じ重さの鉄で表面積がどう変わるかを基準にします。

温度のグラフは、上昇し始めてから最高温度までと、その後に分けて比較します。「振れば全ての時間帯で高温になる」と決めず、二つの線が重なる部分と離れる部分を確かめましょう。重さが増えた分を全て酸素とみなす設問では、まず酸素の重さを体積へ直し、さらに空気に占める酸素の割合で空気全体へ換算します。実験後の磁石への引きつけられ方は、この実験の観察結果と、鉄が反応した程度を対応させて考えます。

参照資料と確認範囲

大問構成と復習方法は、解説の文字起こし・字幕を、2022年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の解答・解説PDFに照合してまとめました。問題冊子の1〜7ページと解答・解説PDFの1〜2ページを確認しています。解答資料は学校公式解答ではありません。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

ONESTREAMで動画を見る

視聴にはログインと、対象コースの契約・購入が必要な場合があります。 料金と視聴方法