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PAST EXAM · 2023

栄東中学校
2023年度 東大特待Ⅰ|理科

重心とやじろべえ、水溶液の反応、タンポポの実験、地震を扱う4大問です。図の向きやグラフの凡例を丁寧に読み、知っている公式へ条件を正しく当てはめることが大切です。木ノ下翔の解説動画を利用する際は、問題と参考解答も手元に置き、図を描き直しながら自分の考え方を確かめましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:47分18秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は文字起こしの開始位置をもとにした参考値です。映像での章立て・再生位置は未確認です。

大問1 重心とやじろべえの安定

棒や三角定規につけた重りから重心を考え、やじろべえの傾きや安定する条件へ進みます。支点と重心の位置関係が中心です。

大問2 塩酸と金属の反応・溶解度

塩酸の濃さと水素の量から、ちょうど反応する組み合わせを調べます。金属の量や塩酸の体積の変更、溶解度と純度も扱います。

大問3 タンポポの発芽と生育

芽生えや花のつくり、種子の運ばれ方を確認します。三種類のタンポポについて、温度による発芽・生存の違いと、土の水分による成長の違いを読みます。

大問4 地震波の速さと到達時刻

地震の起こり方とP波・S波を確認し、観測記録から距離や発生時刻を求めます。緊急地震速報が届いてから大きな揺れまでの時間も考えます。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 静止することと安定することを分ける

棒のつり合いでは、重さが大きい側ほど支点までの距離を短くします。ただし、図形が傾いているときに使うのは、支点から重力の働く線までの水平距離です。まず設問で指定された向きに図を描き直し、同じ鉛直線上にある重りをまとめられるか確認しましょう。

やじろべえでは、左右のつり合いだけでなく、少し傾けた後に戻るかどうかを考えます。安定させるには、全体の重心が支点より下にあることが重要です。つまようじを短くする場合と、左右の重りを遠ざける場合では、何の位置が変わるかを図に示してください。形が左右対称でも、それだけで倒れにくいとは限らない点を押さえましょう。

大問2 先になくなる材料に合わせる

表で水素の量が増えなくなったところを見つけ、その上限と、増加している範囲の比例関係から、ちょうど反応する塩酸の濃さを考えます。得られた組み合わせは、金属の重さ・塩酸の濃さと体積・水素量をまとめてメモすると、次の設問の基準になります。

両方の材料を変えたときは、それぞれが基準の何倍かを別々に求め、反応できる量の少ない側に合わせます。金属を増やしたから水素も同じ倍率で増える、とは限りません。溶解度では、水溶液全体から水の重さを取り出し、既に溶けている量を引きます。求められた桁へ丸めるのは最後にしましょう。

大問3 凡例と割合の分母をそろえる

発芽した種子の割合と、生き残った芽生えの割合は、基準とする集団が異なります。最初の種子全体のうち何割が生き残るかを考えるなら、発芽する割合と、その後に生き残る割合をつなげて読みます。一方のグラフの値だけで判断しないようにしましょう。

三種類の線や棒は、形が似ているので凡例に戻りながら追います。発芽しなかった種子を別の温度へ移す実験からは、「その温度では発芽しない」と「発芽する能力を失った」の違いを考えられます。乾燥重量の図では、上側の葉と茎、下側の根を別々に読み、全体の重さと各部分の割合を区別します。花粉と種子も別のものなので、何が運ばれる設問なのかを確認してください。

大問4 一つの時間軸に観測記録を並べる

各地点について、P波の到着、初期微動が続いた時間、S波の到着を一行に並べます。初期微動継続時間は、地震発生からの経過時間ではなく、二つの波の到着時刻の差です。この区別ができると、距離と時間の比例を使う位置が明確になります。

問題で同じ速さを仮定している波は、二地点の距離の差を到着時刻の差で割って速さを求められます。発生時刻を戻って求めるときは、分をまたぐ秒の計算にも注意しましょう。速報の問題は、地震計までP波が届く時間、通知にかかる時間、観測地点までS波が届く時間を同じ始点から数えます。通知が届いた時点を確認してから、残り時間を引き算するのが確実です。

参照資料と確認範囲

大問構成と復習方法は、解説の文字起こしを、2023年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の参考解答に照合してまとめました。問題PDFの全11ページと解答1ページを確認しています。参考解答は学校公式解答ではありません。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

照合上の注意:大問3の種子散布では、イチョウの種子が風で運ばれる選択肢を選びません。また、31℃のセイヨウタンポポは、発芽割合約60%と生存割合約35%を掛けて約21%となります。文字起こしの27:42〜27:57、32:22〜34:15には選択肢やグラフの読み取りに原資料との差があります。映像・音声は未照合で、文字起こしの誤認か実際の発言かは未確定です。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

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