大問1 花色変化とポリネーター
古い花の色が変わる「花色変化」を題材に、植物と花粉を運ぶポリネーターの関係を考えます。花の大きさと数の表、人工の花を使ったマルハナバチの実験を読み、植物にとっての利点と、ハチが花を選ぶ理由を調べます。
PAST EXAM · 2023
花の色の変化と花粉を運ぶ生物の関係、天体望遠鏡のしくみと観察の工夫を扱う過去問です。実験で変えた条件を見つけることと、図や文章の必要な部分へ戻って理由を説明することが復習の軸になります。木ノ下翔の解説動画と、手元の問題を照らし合わせて解き直しましょう。
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CHAPTERS
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古い花の色が変わる「花色変化」を題材に、植物と花粉を運ぶポリネーターの関係を考えます。花の大きさと数の表、人工の花を使ったマルハナバチの実験を読み、植物にとっての利点と、ハチが花を選ぶ理由を調べます。
ガリレイ式・ケプラー式の屈折望遠鏡、鏡で光を集める反射望遠鏡、宇宙望遠鏡や電波望遠鏡を扱います。レンズや鏡の図、望遠鏡で見た月の形、光の分類を読み、観察方法が変わると何を見やすくなるのかを考えます。
REVIEW
初めに、古い花の状態、ポリネーターの役割、花色変化についての仮説を分けて読みます。「ハチが蜜を探しやすい」という利点と、「植物が花粉を運んでもらいやすい」という利点は、誰にとっての話かが違います。仮説を説明するときは、植物とポリネーターの両方の立場から確かめましょう。
表1は、花の大きさだけを見るのではなく、一株当たりの花の数と組み合わせて比べます。各列の二つの値の積を計算すると、表にある数の関係をつかみやすくなります。そのうえで、表から読み取れることと、表にない好みや行動を想像した説明とを分けて、選択肢を確認します。
人工の花の実験では、二つのパターンについて、花の総数、蜜がある花の数、蜜がない花の色を並べて書きます。共通する条件を消していくと、どこを変えて比べた実験なのかがはっきりします。花の色だけを見て、片方のパターンの方が蜜も多いと思い込まないようにしましょう。
表2は、一回目の選び方と、同じハチが経験を重ねた後の選び方を分けて読みます。訪れた花には蜜を補充してから次の試行を行う、という手順も大切です。結果を説明するときは、ハチが色の違いを区別できることと、蜜のある花を見つけやすいことを結びつけます。結果をただ言い換えるだけでなく、なぜ選び方が変わるのかを実験条件から考えましょう。
図1〜3では、対物側と接眼側に何が置かれているかを確かめ、光がどの道筋を通って目に届くかを追います。屈折望遠鏡のレンズと反射望遠鏡の凹面鏡を混同しないよう、それぞれで光を集める部分に印を付けましょう。本文の記述問題では、光の分散が像の見え方にどう影響するかを読み取ります。
月の位置を選ぶ設問では、まず図6がケプラー式望遠鏡で見た像であることを確認します。本文の説明に従って上下左右の向きを戻し、肉眼で見た場合の明るい側を確かめます。その後で、図7の太陽光の向きと、地球から月を見る方向を使って位置を考えましょう。図6の見かけを、そのまま月の配置図へ移さないことが大切です。
天文台の立地、宇宙での観察、電波による観察は、比較する条件を分けて読みます。大気の影響、人工の光、観察する光の種類など、設問ごとに何が違うのかを先に確認してから本文へ戻ります。電波望遠鏡の設問も、本文で扱っている電波の性質と選択肢を対応させましょう。
本文から抜き出す問題では、指定された理由に当たる部分を短く切り出します。理由と、その結果できるようになったことが続いて書かれている場合は、設問がどちらを尋ねているかを確認します。自分の言葉で言い換える問題と、本文の表現を使う問題とで、答え方を切り替えましょう。
記事の大問構成と復習方法は、解説の文字起こし・字幕を、2023年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と参考解答PDF(四谷大塚提供)に照合してまとめました。問題は冊子1〜10ページ、参考解答はPDFの1ページを確認しています。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。
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