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PAST EXAM · 2023

筑波大学附属駒場中学校
2023年度|理科

種子の発芽実験、天体と探査機の通信、電気回路、てこを使うはかり、溶解度、金属の区別を扱う6大問です。装置のしくみを図で追い、割合や重さの内訳を分けることが復習の軸になります。木ノ下翔の解説動画と手元の問題を照らし合わせて解き直しましょう。

動画解説:木ノ下翔動画時間:41分31秒(登録情報)過去問
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CHAPTERS

大問ごとの内容

時刻は字幕の開始位置をもとにした参考値です。映像での章立て・再生位置は未確認です。

大問1 注射器の装置と種子の発芽

一方向に気体を通すしくみ、マシュマロの変化、種子の吸水を読み解きます。発芽の観察を続ける条件や、でんぷんを分解する物質が作られる時期も実験から考えます。

大問2 月・星座・探査機の通信

朝の月の見え方と、ボールに光が当たる向きから天体の位置を考えます。夏の星座を確認し、探査機から地球への送信と、地球からの返信にかかる時間を計算します。

大問3 端子とスイッチを使った回路

6つの端子から豆電球をつなぐ場所を選び、2つのスイッチで点灯状態を変えます。基本回路の表を使い、どの接続なら指定された結果になるかを調べます。

大問4 てこを使う二つのはかり

棒に皿と分銅をつるして、粒を一定量ずつ量り取る装置を考えます。分銅を置く皿を選ぶ方法と、粒を載せる皿の位置を変える方法を比較し、棒や皿の重さも含めてつり合いを求めます。

大問5 冷却・取り分け・加水と溶解度

食塩とミョウバンを水に加え、冷却してから水溶液の一部を取り出す実験です。残った水溶液をさらに冷やし、複数班の液を集めて水を加えた後まで、成分の重さを追います。

大問6 金属板の区別

3種類の金属板に同じ位置で同じ水溶液をたらし、反応の違いから金属と水溶液を調べます。後半は、金属板を傷めずに選び分ける別の方法を考えます。

REVIEW

解き直しのポイント

大問1 装置の動きと、割合の分母を確かめる

注射器は、ピストンを引くときと押すときの二段階に分け、テープや切れ込みがどちら向きの空気を通すかを図に矢印で示します。繰り返し動かした結果、びんの中の圧力がどう変わるかを考え、マシュマロの大きさの変化につなげましょう。

吸水の表は、増えた重さそのものではなく、吸水前の重さに対する増加率です。種子が大きくなったとき、表面積に関わる吸水量と、体積に関わる元の重さが同じ割合で増えるとは限りません。でんぷんの実験では、ヨウ素液で色がつく場所を「でんぷんが残った場所」として読み、種子を置いた3か所の位置を照合します。

大問2 訂正後の時刻を確認し、往復の通信を描く

月の形と観察時刻から方角を考え、数日後の月が太陽へ近づいて見えるのか、離れて見えるのかを整理します。ボールの設問は、問題PDF末尾の訂正により問2の時刻が朝7時半ごろと指定されています。この条件を確認してから、光が当たる側と観察者の左右、校舎の位置を図に対応させましょう。

通信時間は、探査機から地球へ状況を送る道と、地球から探査機へ指令を返す道を2本の矢印で描きます。片道の距離だけで計算を終えず、往復分の時間を求め、秒から分へ直してから指定どおりに丸めます。

大問3 端子の位置より、閉じた道を追う

同じ導線でつながる端子をまとめ、スイッチを切った場合と入れた場合の違いを確かめます。豆電球が光るには、電池の両極をつなぐ道の途中にその豆電球が入っていることが必要です。導線が豆電球を迂回する場合も、表1の基本回路と比べて見落とさないようにしましょう。

PとQをつなぐ端子の組9通りについて、スイッチの4状態を分けて整理します。例えばPをAとC、QをEとFにつなぎ、Xを入れてYを切ると、電池からX、A、P、C、F、Q、Eへと続く道ができ、二つの豆電球は直列になります。上下に離れて描かれていることだけで判断せず、ほかの接続の組も原図で調べましょう。同じ接続が複数のスイッチ状態で成り立つ場合は、つなぎ方を重複して数えないようにします。

大問4 空の装置のつり合いと、量り取る分を分ける

棒や皿の重さを含めて、何も量り取っていない状態のつり合いを先に確認します。そこから追加する粒と分銅について、重さと支点からの距離を掛けた量を比べましょう。分銅を置く皿は選び直しますが、あきらさんの装置の皿そのものを動かすわけではありません。

少ない分銅で連続して量り取る問題は、今ある分銅でどこまで量れるかを調べ、その次の重さをつなげる分銅を考えます。さとしさんの装置では、求めた距離が支点からなのか棒の右端からなのかを確認します。図4の皿の間隔は正確ではないという注記があるため、絵を測らず、つり合いの条件から求めます。

大問5 水・溶けた薬品・溶け残りを別々に記録する

各手順の後について、水の重さ、溶けている薬品の重さ、溶け残っている薬品の重さを分けて書きます。温度を下げたときは、その水の量に新しい温度でどこまで溶けるかを表から調べましょう。

スポイトで取るのは「水10g」ではなく「水溶液10g」です。飽和水溶液に含まれる水と薬品の割合で取り分け、元のビーカーからも両方が減ったことを記録します。最後は水溶液だけを集めるので、溶け残りを一緒に足さないようにします。水を加えて液全体を指定の重さにした後は、加えた水によってさらに溶ける量を考え、途中の計算を早く丸めすぎないようにしましょう。

大問6 同じ場所の反応を横に比べる

A〜Eの各場所には、どの金属板でも同じ水溶液をたらすという条件があります。金属板ごとの反応を表に写し、同じ列を比べると、複数の金属に作用した液と、一種類だけに作用した液を分けられます。

別の方法を考える設問では、金属板がほぼ同じ大きさであることを利用します。反応させずに比べられる性質を探し、「板を傷めない」「磁石を使わない」「字数以内」の条件を一つずつ確認しましょう。

参照資料と確認範囲

大問構成と復習方法は、解説の文字起こし・字幕を、2023年度の問題PDF(四谷大塚掲載)と四谷大塚の参考解答に照合してまとめました。問題PDFの1〜8ページ、解答用紙、10ページ目の訂正、および参考解答の1ページを確認しています。大問2問2の時刻と大問4の操作説明は、同PDFの訂正に従っています。大問3問2は字幕の説明と参考解答が一致しないため、原図の回路を確認したうえで、本文では数値解答ではなく調べ方を紹介しています。参考解答は学校公式解答ではありません。映像・音声との照合はしていないため、本文の復習方法を動画内の発言や板書そのものとしては示していません。

動画の公開ページへの到達と実再生は未確認です。

動画で確認して、もう一度解き直す

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